EVE MA

EVE MAとは

株式会社ディー・ディー・エス（以下、DDS）が開発した「EVE MA」は各システムの認証を、パスワード認証に加え、生体情報、ICカード、ワンタイムパスワードを組み合わせた多要素認証に置き換え、なりすましによる情報漏洩のリスクを低減します。
Active Directoryとシームレスに連携することで、グループ単位で柔軟な設定が可能です。
2017年5月30日に施行された改正個人情報保護法対応として、個人情報の取得・保管・譲渡・開示の各段階で、取扱いガイドラインの遵守に必要な運用をサポートする機能を搭載しています。

1. 多要素認証によるセキュリティ強化

Windowsログオンやアプリケーション、クラウドサービスへの認証をパスワード認証に加え、生体（指紋、静脈、顔）、ICカード（交通系ICカード、マイナンバーカード）、ワンタイムパスワードの組み合わせが可能な多要素認証に置き換え、セキュリティを強化します。

2. Active Directoryとの連携

Active Directoryとのシームレスな連携により、個別設定だけでなくOU単位などで認証設定ができ、あるOUでは指紋認証+パスワード認証、別OUでは指紋認証+ICカード認証など、柔軟な設定が可能です。

3. クラウドサービスへのシングルサインオンを実現

Active Directory Federation Serviceを利用することで、 クラウドサービス（Microsoft 365、Google Workspace等）へのシングルサインオンを実現します。

4. ハイブリッド指紋認証ユニットによる高性能で利便性のある指紋認証を提供

指紋認証時に使用する指紋認証ユニットはDDSが開発した「ハイブリッド指紋認証方式」に対応しています。ハイブリッド指紋認証方式は、マニューシャ方式の長所である「荒い入力でも認証できる使いやすさ」と、周波数解析方式の「登録拒否がなく、認証情報を登録したユーザならだれでも利用が可能」などの長所を合わせたことで、「使いやすさ」と「高い指紋登録率」を実現しました。

5. 共通IDの課題への対応

共用端末の利用時、ユーザの切り替えが必要になったり、ロック解除が使用者しかできないという課題を、共通IDを導入することで解決できます。EVE MAではこの共通IDに対応し、多要素認証を導入することで確実なグループメンバーの認証を行い、利便性を向上しつつセキュリティを確保します。

6. 仮想環境への対応

シンクライアント端末から仮想デスクトップ接続時に多要素認証によるログイン認証が可能です。また、仮想デスクトップ上のアプリケーション認証（IDマネージャー）でも指紋認証、顔認証が利用可能です。

二要素認証基盤 EVE FA

「EVE FA」は、パスワード認証に加え、指紋認証やICカード認証を組み合わせた二要素認証へ置き換え、確実な本人確認によりセキュリティを強化します。

二要素認証ソリューション EVE FA Standalone Edition

「EVE FA Standalone Edition」は、EVE FAサーバーを必要とせず、小規模での利用に特化しています。
パスワード認証と指紋認証を組み合わせた二要素認証に置き換え、確実な本人確認によりセキュリティを強化します。